そんなに自分を責めないで。失敗の原因はそこにはないのだから。
仕事で失敗したらヘコみますよね。
「自分には才能がないんだ」
「自分には向いていないんだ」
と、つい悲観的になってしまいます。
私もそうです。
でも、、
失敗した原因は何だったのでしょうか?
あなたに才能がないから?
あなたに向いていないから?
いいえ。
それらは失敗の原因ではありません。
「才能がない」という言葉は、「失敗をした」という状況を、別の言葉で表現しているだけだからです。
仕事で失敗したから、才能がないと思う。
才能が無いから、仕事で失敗をした。
「AだからBである」は「BだからAである」とも言えるわけです。
失敗の原因を自分の内面(潜在意識)にあると考えると、このように説明の循環が始まります。
このように考える事の問題は、自分でその問題を解決困難にしてしまうということです。
もしも失敗の原因が才能にあるのなら、才能を身に付けるにはどうすればいいのでしょうか。
それはとても難しいことだと容易に想像できますね。
このように自分の内面に原因を見出そうとせず、もっと自分の実際の行動に目を向けてみてください。
どのような状況であなたは失敗するのでしょうか。
仕事をうまく進めるためには、どのような状況が必要なのでしょう。
具体的にあなたが正したい行動は何でしょうか。
その状況で具体的に何ができれば仕事がうまく進むのでしょう。
このように考えれば、問題解決に現実味が出てくると思いませんか?
「失敗した時に大切なのは後悔ではなく反省」ということでしょうか・・・
とりあえず、仕事で失敗して一通りヘコんだら、反省して次につなげましょう!