【犬のしつけ】悪いことは悪いと叱るのは当然?叱ることについて考える。
悪いことは悪いと教えなければいけない。
そう考える飼い主さんは多いのではないでしょうか。
飼い主の責任として考えると当然のことだと思います。
そこで今回は「愛犬が悪いことをしたら叱る」という事について考えます。
ちょっと想像してみてください。
愛犬が絨毯の上でおしっこをしました。
悪いことですね。
ではなぜそれは悪いことなのでしょうか?
絨毯が汚れる?
においが臭い?
高級な絨毯だった?
確かに困りますよね。
でも、
それって人間側の都合ではないですか?
犬にとっては、絨毯が汚れていようが、臭かろうが、シミが残ろうが、知ったこっちゃないわけです。
それがなぜ悪いか理解できない事で叱ったら、飼い主からただ「不快なことをされた」としか受け取れません。
そうなると当然彼らは自分の身を守るために反撃しようとします。
そうこうしているうちに愛犬との関係はどんどん壊れていってしまうのですね。
飼い主に反撃するなんて許せない、と思いますか?
それは支配的な考え方で「支配的序列」の関係性に繋がります。
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犬を叱る飼い主さんは、愛犬のことを思って叱っていらっしゃいますよね。
そこで人間の子供に置き換えてみましょう。
愛の鞭という言葉があります。
愛の鞭を受けた子供がその鞭の中にある愛情に気づくのはいつでしょう。
鞭を受けた瞬間に愛情を感じることはないですよね。
その子が成長して過去を振り返り自分の過ちを理解して、そこで初めて愛情に気づくのではないでしょうか。
私は、犬にそれが通用するとは思えません。
犬にとっては叱られたその瞬間が全てだからです。
人間が望むようにはなかなか伝わらないのですね。
そういった“行き違い”を起こさないための接し方を考えなければいけません。
そのためには彼らの行動への理解は欠かせません。
愛犬と楽しく快適に暮らすためには大切なことです。
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