行動は繰り返されることで定着していきます。
犬の行動は、繰り返されることによって定着していきます。
問題行動も、犬がその行動を繰り返すことでどんどん定着していくため、まずはその行動が繰り返し起こらないような環境づくりを考えることが大切です。
日常の中でその問題となる行動が繰り返されていると、トレーニングを行っているのになかなか効果が見られない、という事がよくあるんですよね。
例えば、
散歩中に他犬に吠えるということが毎日繰り返されているかぎり、なかなか吠えなくなることはないでしょう。
日常の中で、繰り返し愛犬を怒らせているかぎり、その犬が噛みつかなくなることもないでしょう。
問題行動を繰り返させないためには、どんな時にその行動が起こるのかという観察が必要です。
愛犬が他犬に吠えるのなら、どれくらいの距離で吠えるのか、どのような犬に吠えるのか、知っておくことは重要ですね。
愛犬が怒って噛みつくのなら、何をするときに、どのようなタイミングで怒るのか、気を付けながら観察しましょう。
どのような時にその問題行動が起こるのか知ることができれば、その状況に対して備えることができます。
日常の中での対応をきちんと考えてから、トレーニングに臨みましょう。
繰り返されることで定着していく行動は、好ましい行動に対しても当てはまります。
オスワリやオイデなどのトレーニングで、何度か愛犬ができたからといって、それで終わりではありません。
何度も繰り返し練習しましょう。
トレーニングで何度も成功を愛犬に経験させることで、その行動が定着していきます。
「おいで!」と呼んだ時に、どんどん来てくれるようになるのですね。
オスワリもきちんとできるようになっていきます。
愛犬の好ましい行動で、その行動を続けてほしいと思うなら、繰り返し練習して、きちんと褒めていきましょう。
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